こちらのカテゴリーでは、バリエーション豊富に数多く存在しております人権教育に関する疑問に関しましてQ&A形式で御紹介してまいりたいと思います。
Q:現在おこなわれている人権教育は必要・有用なものなのでしょうか。
A:人権教育をおこなうことの意義は、ただ漫然と人権関係のアニメーションやドラマなどのビデオやスライドを子どもたちに見せたり、感想文や作文を書かせたりしているだけではとうてい充分と言うことはできません。
なぜならば、今の子どもたちは非常にずるがしこく、狡猾なところがありまして、学校や家庭において、親や教師に対してはいわゆる「良い子」になりすまして模範的な言動をしていたとしても、陰では陰湿ないじめや恐喝をおこなっていたり、親や教師の知らないところで非行に走っていたりというケースが少なからず存在しており、ことさら大きな事件や事故・犯罪にまで被害が拡大してから「まさかうちの子が」・「あのまじめだった生徒が」などと周囲から驚愕の視線にさらされるという場合が数多く存在しているからです。
このような事態を回避するためには、子どもの私生活や屋外での行動にも眼を向け、子どもと対話する機会を数多く設け、親と学校・地域社会が密接な連携体制を整えることが重要となります。